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北海道地震の記録と停電時やったこと 〜10日間経って振り返る〜

北海道胆振東部地震

tenki.jpより北海道胆振東部地震

「平成30年北海道胆振東部地震」を体験しました、さんだーです。

震央である厚真町から35キロ程度の恵庭市という町で地震に遭いました。新千歳空港と札幌の間にある所です。

今まで僕は2003年十勝沖地震、2004年釧路沖地震を体験しています。

なので震度5くらいであれば怖くない、と思っていたのですが大人になってから初めての大きい地震で正直怖かったです。。

今回の地震の記録を残しておこうと思います。

【平成30年北海道胆振東部地震】2018年9月6日3時7分に発生

最大震度7(厚真町)

マグニチュード6.7

震源の深さ37キロ

死者41人

 

平成30年北海道胆振東部地震の主な被害

  • 厚真町の土砂崩れにより住宅が下敷きに(前日の台風で地盤が緩くなっていた)
  • 死者41人(厚真町の土砂崩れで36人が亡くなった)、負傷者681人
  • 札幌清田区里塚などの住宅街で液状化
  • 一部地域、住宅で断水
  • 全道大停電、295万戸ブラックアウト
  • 停電に伴いネット不通、信号機停止、空港閉鎖、物流停止・・・

北海道地震 停止した信号機

停止した信号機

 

ありがたかった各社&各人の対応

  • 地元コンビニ・セイコーマートでは車から給電しガス釜で炊いた温かいご飯を無料で提供(災害時の営業マニュアルを持っている)
  • 地元の居酒屋が炊き出し
  • 美容室で無料シャンプー
  • 訪日外国人旅行者へ一時避難施設を無料解放
  • 公共施設などの充電スポット
  • 通信会社各社がデータ通信量の上限を撤廃
  • 無料で使える公衆電話

などです。

他にもたくさんの「好意」があったと思います。

自宅避難する場合、地域の情報を調べたり、不安かもしれませんが外出してみたりすると色々な好意や発見に出会えるのではないでしょうか。

北海道地震 公衆電話の無料解放

公衆電話の無料化

 

北海道地震の時系列(僕の行動含む)

1日目(9月6日)

  1. 夜中3時7分:最大震度7(M6.7)の地震が起こる
  2. 揺れを察知し飛び起きたもののどうしていいかわからずずっと本棚を押さえていた(本来は布団に潜り頭をガードしたり何も倒れてこない位置に移動したほうがいい)
  3. 災害時の対応をスマホでリサーチ(本当は事前に調べて知っておくべきことだった)
  4. 避難経路を確保し、断水に備え浴槽に水を張り、高い所にある物を降ろした
  5. 地震発生17分後「苫東厚真火力発電所」が停止し全道ブラックアウト…
  6. 通電火災に備えてブレーカーを落とした
  7. スマホを低電力モードに設定し使用を控えた(ここで「あああ、充電しておけばよかった…」と後悔しました。スマホもモバイルバッテリーも充電し忘れていたのです。。)
  8. 朝まで小さな余震が何度も続く
  9. 新千歳空港閉鎖
  10. 停電でブログも書けないため朝7時くらいからずっと読書して過ごした
  11. 10時になり近所のコンビニに行ってみたが食料や車載充電器はほとんど売れて無くなっていた
  12. 本震がいつ来てもいいようにすぐ逃げられるよう荷物をまとめた
  13. 13時ごろネットの基地局ダウン、ネット不通
  14. とにかく落ち着かないので何かをしていました(本震が来た時の準備も含めて)
  15. 夜は恐怖と共に床に就いた

 

2日目(9月7日)

  1. 5時30分:恵庭市電力復旧確認、ネットも使えるようになった(恵庭市はかなり復旧が早かったようです)
  2. 新千歳空港国内線のみ再開
  3. 止まっていた北海道新幹線も再開
  4. 昼頃からまたネットが遮断される
  5. 昨日まとめた荷物を持って市の図書館に避難(公共施設に行き電子機器を使わずずっと本を読んでいれば節電にもなります)
  6. ガソリン式の発電機を室内で使用し一酸化炭素中毒で死亡する人が出る…
  7. 22時43分:最大震度4(M4.5)の余震

 

3日目(9月8日)

  1. 新千歳空港国際線再開
  2. JR運行し始める
  3. ガソリンスタンドに長蛇の列
  4. 全道停電99.9%解消(3日目でほとんど回復できたのは不幸中の幸いです)
  5. 地鳴りデマ拡散(しかも僕は母からメッセージ来ましたw鵜呑みにするなよw)
  6. 実はデマが真実で震度8級の本震が来たら僕は圧死すると思ったので部屋の本棚をダンボールとガムテープで固定・・・(少し揺れたとき「本震来たかっ!!!!!」と思ったけどすぐおさまった。この夜ほぼ眠れなかった)

北海道地震 ダンボールとガムテープで家具の固定

ダンボールとガムテで本棚を固定しました

 

4日目(9月9日)

  1. 安倍首相視察(総理来るくらいならもう大丈夫でしょうと思った)
  2. ほとんどの地域でほとんどのインフラが戻り始める
  3. 18時21分:震度4(M4.2)余震
  4. 22時55分:震度4(M5.0)余震

 

5日目(9月10日)

  1. ほとんどの学校再開
  2. 罹災証明書受け付け開始
  3. だが2000人以上が避難生活を余儀無くされる
  4. 計画停電にならないよう全道的に節電活動

 

6日目(9月11日)

  1. 4時58分:震度4
  2. 毎日1回は体感できる余震が続く
  3. 節電なのか物流が復活していないのかコンビニやスーパーの商品はまだ揃わず

 

7日目(9月12日)

  1. 各地で落ち着きを取り戻す
  2. 地震について忘れ始める
  3. が、避難生活者は8市町で1592人(厚真町では人口の2割以上の991人)
  4. この時点の調査結果で厚真町、北広島市、札幌市などで64棟の住宅が全壊し57棟が半壊
  5. 人の住んでいない空き家を含めると228棟全半壊、99棟一部損壊

 

飛んで11日目(9月17日)

  1. 2時51分:震度4の長くて大きめの地震(余震は減ってきていましたがこの地震は一発目の夜中の地震と同じような揺れでした)
  2. 1200人が避難生活
  3. この時点で道内で全壊した建物は208棟、半壊279棟、一部損壊1491棟、合計で1978棟が被害(このうち液状化が酷かった札幌市清田区で1411棟、震源地の厚真町では270棟)
  4. コンビニやスーパーの店頭には納豆などの冷蔵品やアイスクリームなどの冷凍食品、ペットボトルドリンクなどは未だ回復せず
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ウェザーニュースより9月17日夜中の震度

ウェザーニュースより9月17日夜中の震度

 

停電時やったこと

  • 通電火災に備えてブレーカーを落とす
  • 電子機器の使用を控えて電池残量を温存
  • スマホを低電力モードにする
  • 充電させてくれるスポットを探す
  • 電力が復旧してもあまり電気を使わないようにする(他の地域は電力復旧していなかったため)

この5つですね。

 

自家用車をお持ちの方は変換アダプタがあれば車でスマホを充電できます。

シガーソケットからUSB充電できるアイテムですね。

車を持っていなくとも近隣の人が充電だけさせてくれるかもしれませんので、充電器だけでも持っておいて損はないでしょう。

レンタカーを借りるという手もあります。(店が営業していない可能性が高いですが。)

 

懐中電灯やラジオは常備しておくべきだなと今回本当に思いましたが、電池がなければ動きません。

手回し充電やソーラー充電できるものなら良いですが、そうでなければ「事前準備」がとにかく重要です。

 

今回の地震で分かったこと

  1. 防災準備は本当に大切
  2. 電力、ガス、水道が最低1週間途絶えても生き残れるように準備したい
  3. いざというときは自家用車がライフラインの代わりになる
  4. 緊急時はスタンドアロン式(自立式)のインフラが役立つ(ソーラーなど自家発電できれば地域が停電しても困らない)
  5. テレビやラジオよりもインターネットが命を繋ぐ可能性
  6. 地震そのもので死ぬ人は少ない。ほとんどの人は地震に伴う災害や事故で死ぬ
  7. 停電しても死なない

などです。

 

近年、災害の多いこの日本で未だに災害の準備をしていないというのはマジでヤバイと思います。

僕も準備をしていなかった人間です。めちゃくちゃ反省しています。

北海道に住んでいる人は今回の地震でかなり防災意識が高まったはずです。

直面しないと分からないことだとは思いますが、これを見ているあなたも今すぐに準備を始めましょう!

 

「いつ起きるか分からない」というのが本当に厄介です。

特に日本という国に住んでいる以上、常に「大きな地震が起きる」かもしれないわけです。

日本という土地は人の住む場所じゃないんじゃないか…とも思ったのですが、住む以上は準備は必ずしておくべきだと感じました。

(防災グッズを揃えない世帯は罰金を取る!くらいの法律があっても差し支えないレベルだと思いますよ。)

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サバイバルするために…

そして、やはりこういうとき役立つのはネットです!!!!!

今回はネットの基地局が落ちてネットが利用できなくなったのが痛かったですが、テレビでは大きな被害があったところの報道しかやらないし、ラジオは自分と関係ない交通情報や変な雑談やCMを挟んだりするんですよね。

確かに「今起きた地震の震度はなんだったんだろう?」って気になりますが、1分前の地震のことより1分後に起こるかもしれない地震への対策が重要じゃないでしょうか。

 

「さて、今地震で被災された皆さん。これから地震が起きたときの対策リストを言っていきますので、この順番通りに行動してください!まず、玄関のドアを開けます・・・」みたいなのをテレビでスグやりなさいよという話なのです。

ということで、咄嗟に命を守るための情報はテレビやラジオからは流れてきません。

それだったらGoogleやTwitterで「地震対策のための具体的行動」を即検索して、余裕が出てきてからテレビやラジオで情報を集めるというほうがサバイバルするという点では大事だと思いました。

 

人間は地面が揺れただけでは死にません!

地震による建物の倒壊や火災、土砂崩れや津波などで命を落とすのです。

ということは、地震が起きてからの「行動」が本当に重要なのです。

正しい行動を取れば助かる可能性が劇的に跳ね上がると思います。

その正しい行動はテレビやラジオでは流れてきません。

ネットでリサーチするのが早いんですね。

 

まとめ:最悪の土砂崩れ

10日も経つと結構緊張感が薄れてきます。

現在も北海道内で避難生活を余儀なくされている方々がいるのですがね…。

しかし、災害の準備を絶対にしなければならないという気運は僕の中で高まりましたし、道民の皆さん同じだと思います。

むしろ2〜3日の停電を経験したのにもかかわらず、防災に無頓着でいるというほうがおかしい気がするんですね。(そういう人は結構多いのも事実。。)

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今回の地震の震央である厚真町付近では大規模な土砂崩れが起きています。

Photoshopで作ったかのような山のえぐれ方です。

自然の猛威に人間は勝てないと認めて、大人しく防災グッズを揃えたほうが身のためですよね。

 

さんだーでしたっ

 

地震が起きたときにどう行動すれば良いかもまとめました!

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