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コアラが食べてる奴じゃないよ

日本の人口減少で起こる問題まとめ

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さんだー(@thunderJPN)です。

 

日本は既に人口減少時代に突入しました。

 

2015年の国勢調査にて、人口がとうとう減少し始めたことが確認されたのです。

 

そして、2020年のオリンピックが終わってから急速に高齢化が進んでいきます。

 

問題は10年、20年、30年…と、時間をかけてポツリポツリと出現していきます。

 

時限爆弾方式ですね。

 

どんな問題が起こるかは、現段階で粗方予想がつくということで今回はそれをまとめます。

 

何年後にどういった問題が浮上してくるのか?という形式にしました。

 

問題への対策は今からやらねば遅いです。

というか、今からやっても遅いというくらい大変な問題ばかりです。

 

あなたの身の振り方を考える一助にしてください。

 

 

人口が減る理由

誰でもわかっているであろう超基本的なことを言います。

 

まず、誰かが亡くなれば人口は減ります。

日本は世界最高レベルの超高齢国家ですが、高齢者が増えれば寿命で亡くなる人が増えてきます。

(ちなみに高齢者とは65歳以上の人のことです。今後引き上げられるかもだけど)

 

そして、少子化も酷いです。

現在の日本の合計特殊出生率は、1.44です。

 

一人の女性が生涯に産む子供数が「1.44人」ですよ、とシンプルに考えてください。

 

『2人』ではないことが問題なんですね。

 

子供を産むには父と母の2人ペアが必要ですが、その父と母2人から『1人』の子供しか産まれていないのが現在の日本です。

 

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尻つぼみになっているのがわかりますよね?

 

これだからどんどん人口減少が進むのです。

 

  • 死亡者数の増加
  • 出生数の減少

これら2つが原因です。

 

そして、なぜ父と母2人のペアから1〜2人の子供しか産まれなくなってしまったのかは、ハッキリとした理由はわかっていません。

 

子供を作るとお金がかかるがそもそもお金が無い・お金を使いたくないという金銭的な理由や、2〜3人目を作る前に愛が冷めてしまうなんてこともあるかもしれません…。

 

様々な原因が折り重なって現状を招いているのです。

 

そもそも人口が減ると何が問題なの?

簡単に言うと、「日本人が絶滅する」ってことですね。

 

今の若い人はそれすら「それって何か問題なの?」と思うかもしれません…。

(僕もどっちかというとそっちかも・・・)

 

グローバル化が当たり前になる世の中なので、もはや日本もアメリカのように人種のるつぼになることを覚悟しています。僕は。

 

日本人の血が途絶えるというか、もともとみんな同じような猿だったのであれば、色んな血が混ざってまたゼロに戻っていくようなイメージなんですけど、甘いですかね?

 

日本人が減れば日本の領土が奪われるという話もありますが、それも所有という概念が薄れている昨今には通用しないような気がするんです。

 

そもそも日本の土地は誰のものか?日本人だけのものなのか?という。

 

強いていうなら、地球や宇宙や神様のものじゃないのか、なんてことを思います。。

 

少子化ということもあるので、人口が減るということは「若者が減る」ということですね。

 

すると、働き盛りの労働力が減少するため経済も社会福祉も成り立たなくなります。

 

これは結構わかりやすい問題でしょう。

若者がいなければ防災・国防・治安維持もできないため、それこそ領土を奪われてしまいますよね。

 

そんなこんなで最終的に日本という国が消えます。

それが問題なんですねー。

 

5年後は何が起こるのか?

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5年後の2022年に日本はどんな世の中になっているのかを見ていきます。

 

a.大学の倒産が始まる

18歳人口の減少により、大学が存続できなくなってきます。

そもそも日本という国は戦後から一貫して少子化傾向にあります。

 

なのに、大学を多く作り過ぎたんですね。

 

1992年と現在を比べると15年間で進学率が倍増しているそうですが、それに合わせてどんどん新大学を作ってしまった。

 

私立に至っては既に44.5%の大学が定員割れしているらしいです。

 

ちなみに、僕の通っていた中学校はもう無くなっています…。

校舎は謎の施設に転用されているのですけどね。

子供が少なくなれば教育機関は消える。こりゃ運命です。

 

b.半分の女性が50歳以上に

2人に1人の女性が50歳以上になってしまいます。

 

これが意味するのは出産できる女性が激減するということですね。

 

合計特殊出生率というものがありますが、それをどんなに頑張って改善しても生まれる赤ちゃんが増えることはありません。

 

子供を産める女性が少ないからです。

 

例えば、合計特殊出生率が3.0で女性1人が3人の子供をもうけている社会だったとしましょう。

(今の日本が1.44なので3.0って物凄い高いです。)

 

しかし、女性の人数が100人しかいなければ300人の子供しかできません。

 

極端ですが、若い女性の母数が少なくなれば当然子供の数も減るのです。

 

c.介護難民の出現

介護難民とは介護を受けたいのに受けられない人のことです。

 

原因は介護施設の建設が間に合わなかったり、そもそも介護業界は慢性的な人材不足ですよね。

 

介護サービスの利用者は、2000年から2015年の15年間で3.44倍に増えています。今後はもっと増えます。

 

親や奥さん、旦那さんの介護をするために仕事を辞めざるを得ない人たち(介護離職者)も出るほど、猫の手も借りたい状態となってくるのです。

 

d.家族消滅

現在の日本で起こっている異様な事態の一つに、人口減少時期に突入したが「世帯数は増えている」ということがあります。

 

これは「ひとり暮らしが増えているから」です。

一つ屋根の下で暮らす家族がどんどん消滅していっているのです。

 

面白いデータがあって、ひとり暮らしの男性は25〜29歳が多いのですが、女性はというと80〜84歳が最多です。

 

男性よりも女性のほうが寿命が長いため、夫に先立たれてひとり暮らしというケースが多いわけです。未亡人というやつですな。

 

そして、晩婚化と言われて久しいですが、未婚者が増えることによって必然的にひとり暮らしが多くなるということがあります。

 

年間3組に1組が離婚していることを考えると、離婚件数の増大も一因というわけです。

 

10年後はどうなる?

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次は10年後の2027年の日本の姿を見ていきます。

 

e.騎馬戦型社会から肩車型社会へ

よく例え話で、高齢者を支える若者の話が出てきます。

 

1人の高齢者を騎馬戦のように複数人で支えていたのが昔。

これからは1人の高齢者を若者1人で支えなければならない、と。

 

既に1人を2.3人で支えているというのが現状で、非正規やニートが増えている中でなかなか厳しいですよね。

 

f.働き手の高齢化が進む

職場の加齢臭が半端なくなるということですね。

 

今年30代、40代であっても煙のように年齢は上昇し、さらに若い労働人口の絶対数が少なくなるわけです。

 

後継者不足、イノベーション不足、経済鈍化などなど。

新しい音楽やファッションも生まれなくなります。

クールジャパン大丈夫か。

 

g.介護する側も要介護認定(老老介護)

要介護認定とは、寝たきりなどで常に介護が必要になった状態のことです。

 

夫婦で介護し合うことが常態化します。

 

もう少し若い場合で老老介護にはならなくても、育児と介護を同時に強いられるケースも増えてくるそうです。

 

ダブルケアってやつですね。

さらに仕事もやるとなると・・・どうなっちゃうんでしょう?

個人の穏やかな暮らしがどんどん忙しくなるという印象です。

 

h.3人に1人が65歳以上に

これまでの人類史上、どこの国も経験したことのない超高齢状態となります。

 

まず日本という国は、「高齢化社会(高齢化率7.0%超)」から「高齢社会(高齢化率14.0%超)」になるまで24年間でした。

 

これってかなり爆速なんですよね…。

ドイツは40年、アメリカは72年、フランスは115年かかったものを日本はなんと24年ですよ。

 

 

これはビビりました。

 

大体2024年を迎える頃には、毎年死亡者数が出生数の2倍ほどになるそうです。

オギャーよりもポックリと、音が聞こえる回数が増えます。。

 

まあ、日本人は死ぬ前に病院のベッドにいる時間が長いと聞きます。

ポックリと言うよりは、苦しんで亡くなることが多いんでしょうね。

 

i.ついに東京の人口が減少スタート

東京都は今まで地方から若者が流入してくることによって保たれていましたが、地方に若者自体がいない時代です。

 

この時点で東京の高齢化もどんどん進み、4人に1人が高齢者となります。

 

が、医療と介護のインフラ整備が進んでいないことが問題になるということです。

 

20年後は?

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どんどん行きましょう。20年後の2037年の日本です。

 

j.38道府県が機能不全リスク

2030年には、全国38道府県で税収が落ち込みそれに際してインフラサービスが維持できなくなる可能性があると予想されています。(内閣府報告書「地域の経済2016」)

 

少子化と若者の流出で、生産年齢人口が激減することによって起こる問題です。

 

地方の人口がどんどん減少すれば、普通のビジネスも成り立たなくなります。

 

例えば、郵便局は人口が500人規模の町村で事業を継続することが可能です。

 

しかし、銀行は6500人規模だと撤退を始めるそうです。

大学や映画館は12万5000人で事業継続が危ぶまれる。

 

業種ごとに事業の存続可能性が大体決まっているんですね。

 

小さな自治体に事業を残すには低コストを実現させるしかなく、機械化(AI)が一つの解決策となるでしょう。

 

k.空き家問題

現段階で全国の空き家は820万戸。

野村総研の試算だと、2033年には2167万戸ほどになるそうです。総住宅数に対する空き家率は30.4%。

 

一時的な空き家ならいいですが、買い手がつかなかったり管理が行き届かなくなるケースもあるんですね。

 

l.未婚者と恋人いない人がスパーク

50歳で一度も結婚したことのない人というデータが出されていまして、男性が4人に1人で女性が7人に1人だそうです。

 

未婚者へのアンケートで「いずれ結婚するつもり」と答える人は男女ともに80%以上いますが、なかなか結婚できない人が多いというのが現状のようですね。

 

みんな結婚すれば少子化改善されて人口も増えていくんじゃないの?と思うかもしれませんが、現状までのツケが大きい(出産できる女性が減ってしまっている)のとみんな結婚する気が薄れてきているということで難しいわけです。

 

その原因は、色々ありますよね。

お金が一番大きいと思うんですけど。

先進国病というか。満たされすぎ・与えられすぎだと何も欲しくなくなるというのがありますよね。面倒臭いことを嫌がったり。

 

日本のこれダメあれダメ教育も若者の自信喪失につながっていると個人的には思います。

 

僕の周りの人は比較的結婚に意欲的で恋人がいる人ばかりなので普段は感じないんですけど、世間はお一人様がスパークしているということです。

 

30年後は?

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30年後の2047年です。

 

m.多死社会となり霊園不足

2016年の年間死亡者数が戦後最大を更新したそうです。

 

火葬場が不足するため、仮装行列ならぬ「火葬行列(火葬の待ち行列)」が当たり前となります。

 

保育所に入りたくても入れない児童を待機児童と言いますが、今度は「待機遺体」が増えて火葬までの間を「遺体ホテル」で過ごすという話もあります。

 

 

僕は、人が亡くなった後の手続きや儀式を変えていかないといけないと思いますね。

 

そのとき多死社会だからと言って斎場、火葬場、霊園を増やしても人口は減っているわけですから死亡者数も減ります。

 

あんまりよろしくないかもしれませんが、火葬工場みたいな施設を一つ作ってベルトコンベア式で効率的に火葬できるようにするとか。

(どの遺骨が誰のだったかを間違わないようにしないといけませんが…)

 

そして、僕の場合遺骨は海に撒いてほしいので、そんな感じだと霊園いらずですよね。

 

死ぬときこの世に髪の毛一本も残したくないです。

 

お葬式も別に要りません。

死んだら即燃やして海へ還してほしいです。。

 

僕の遺体が雑に扱われなければOKです。

 

n.自治体の半数が消滅してもおかしくない

人口減少問題検討分科会というところがあって、そこが896の自治体が消滅の可能性ありと認定しました。

 

2040年頃、秋田県と青森県では現在の30%以上人口が減少すると言われており、県の運営が困難になります。

 

多分、事前に他県と合併するでしょうけどね。

 

o.2042年に高齢者数ピーク

2042年に高齢者数が約4000万人となりピークを迎えます。

 

1947〜1949年生まれの団塊世代(短い期間に集中的にたくさん産まれた世代)に続き、1971〜1974年生まれの団塊ジュニア世代が全て高齢者となるためなんですね。

 

この頃には年金制度がどうなっているかわからないので、低年金・無年金の貧困高齢者が続出しているということです。

 

備えあれば憂いなしですよ。

 

p.3人に1人が高齢者の街・東京

東京は人口が極端に減らないため、見えにくいがじわじわと高齢化。

人口が流出することによって高齢化する地方とはちょっと違うんです。

 

税金のアップと行政サービスのカットを同時に行うダブル負担増が常習化します。

 

地方が住みやすいのではと、地方に逃げる層も出てくるでしょう。

 

この頃にはネットやAIのインフラが結構整っていると予測されるので、場所を問わず仕事できる若者がたくさん増えていると思います。

 

40〜50年後は?

2067年の日本。。

僕はその頃までに生きているかわかりませんので、非常にイメージしにくい遠い世界の話です。

 

2.5人に1人は高齢者となります。

 

街中を歩いていても、正面にはおばあちゃん、右を向けばおじいちゃん、左にもおじいちゃんがいて、後ろを振り向けばまたおじいちゃん。

 

そして、自分もおじいちゃん。

 

これはまずいですね。若者が国の体力だと考えると。

 

人口は約8800万人になると言われています。

数字だけ見ると1億人からそんなに減ってなくない?と思いますが、インパクトはデカイってことです。

 

日本は比較的人口密度が高めの国ですが、どんどんスカスカになっていくことが予想されます。

 

現時点で人が住んでいるのは18万地点ほどだとすると、その63%で人口が半分以下になるそうです。

 

さらに19%の地点は誰も住んでいない無居住エリアとなります。

 

攻殻機動隊というアニメのような感じで日本にもスラム街が普通にできると思います。

 

世界全体では?

日本で少子化・高齢化・人口減少が起こる中、世界的に先進諸国でも軒並み同じような症状が起こります。

 

しかし、世界全体の人口は増え続け、2030年には85億人、2050年にはなんと約100億人になるとされているんですね。。

(主にアジアとアフリカでの人口増加。)

 

100億人って全く見当がつきませんよ!

これによって世界的な食料不足に陥るとも言われています。

 

日本の農業は後継者不足で衰退していますし、日本人が食に困る時代がやってくる可能性があるということです。

 

でも、最近植物工場みたいなので作物を育てるってのが出てきていますので、テクノロジーでなんとかなるのかもしれません。

 

工場産の野菜、進んで食べたいと思いませんけど。

 

それよりも日本の場合、貧困による飢えのほうが先に来ると思います。

 

人口問題への対策は?

今回参考図書にさせていただいたのが、

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)/河合雅司・著』です。

 

わかりやすく人口減少カレンダーというものが載っている本です。

 

そして、日本の人口問題への対策案もきちんと書かれています。

 

対策で掲げるべきは「拡大路線をやめて戦略的に縮むこと」だと著者の河合さんは言ってますね。

 

既にキャパシティオーバーだから不要なものはカットしようということです。

 

具体的には、

  • 「高齢者」を削減
  • 24時間社会からの脱却
  • 非居住エリアの活用
  • 都道府県を合併
  • エリート学生には学費全額負担
  • 中高年の地方移住
  • 第3子以降に1000万円給付

などです。

 

僕はあんまりピンと来ませんでしたが、対策各々の解説も本に書かれています。

 

日本の人口問題に興味のある方はどうぞお手に取って。

 

 

終わりに:自分の足で立つ事

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日本の人口問題をちゃんと勉強したの初めてでした。

日常的にニュースを見ていればなんとなくは察知できることだと思うのですが、それをきちんと学んだって感じです。

 

今回の内容は「日本が現状のまま進んだらどうなるか?」ということですね。

 

もし何かのミラクルが起これば、今回のようにはなりません。

 

今よりももっとグローバル化しているでしょうから、もしかしたら2040〜50年頃には日本という国が無くなっているかもしれないですよね。

(国という垣根がなくなっているかもという話)

 

そして、AI(人工知能)の計算速度が全人類の脳みそに匹敵するシンギュラリティが起こるのが2045年だと言われています。

 

その頃にはロボットが十分労働力として機能するのではないかと。

単純労働なら全然イケると思います。

 

ベーシックインカムが実現するのかとかも考える必要ありますね。

 

これらを踏まえて「自分はどうするか?」が大事なんですよねー。

 

人口推計に基づく予測はほとんど外れないそうなので、今回の内容は多分かなり真実味のあるものとなっています。

 

そうだとしたら、絶対日本から出たほうがいいでしょ・・・となるのが自然ですよね。

 

どうにかすれば何とかなるんじゃないの?と思いますが、こればっかりは川の流れを逆流させてくれと言っているようなものなので。。

 

フォース使ってもできないっす。

 

なので、流れを踏まえた上でどう生きるかが大事だと思います。

 

「どこに居ても生きられる力」を今のうちから身につけておくというのが、今の僕の答えです。

 

さんだーでしたっ