ユーリカ!

コアラが食べてる奴じゃないよ

これまで有名になった人工知能プログラムを3度のAIブームと共に時系列順にチェック!!

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さんだーです。

これまでAI(人工知能)業界には3回のブームがあり、その中で有名になったAIプログラムがいくつかあります。

備忘録も兼ねてまとめておきます!

第1次AIブーム(1950年代後半〜60年代)

1956年の夏、ダートマス会議でAIという概念が提言されたことが始まりです。

迷路やパズルのような非常に限定された状況下で推論や探索を行うAIの研究が進みましたが、アメリカ政府が研究支援を打ち切ったこともあってブームは終焉に向かいました。

Logic Theorist(ロジック・セオリスト)

ダートマス会議にて発表された世界初の人工知能プログラム。

アレン・ニューウェルさんとハーバート・サイモンさんが開発しました。

自動で定理証明を行うAIです。

 

ELIZA(イライザ)

1964年に開発された非常に簡単なルールで組まれた対話システム。

人間の入力に対してどう返答するかをあらかじめ設定してあるというだけのプログラムです。

「楽しいね」と入力したら、「なぜ楽しいの?」って感じで返してきます。

返答パターンがいくつかあってそれをランダムに表示するということだそうです。

しかし、それだけで僕らは凄い!と思ってしまうんですね。

イライザとの対話に集中したいから部屋に一人きりにしてくれという人が出てきたりしたそうで、熱心に話を聞いてくれる存在って重要なんだなと思いました。

相手が機械でも。

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第2次AIブーム(1980年代)

コンピュータに知識を蓄積させてその情報をもとに判断させることを思いついた時代です。

アメリカのトップ企業1000社のうち3分の2が業務にAIを使うようになりました。

このときはまだ知識を手入力していました…。

専門知識のみならず人としての一般常識も教えなければAIに向上はありません。

コンピュータに知識を覚えさせることの難しさを「知識獲得のボトルネック」と言いますが、それにぶち当たり再度停滞期に入ります。

エキスパートシステム

ある専門分野の知識をストックさせて簡単な判断をさせるというプログラム。

例えば、1970年代にMYCIN(マイシン)という医療AIがスタンフォード大学で開発されました。

感染症の診察を69%の精度で行うことができたそうです。

 

第3次AIブーム(2000年代から現在)

インターネットの普及により膨大なデータを扱うことができるようになり、AI業界にも光が差してきました。

ビッグデータを用いて機械学習(機械が自動で学習する)の技術が発展して行ったのです。

ディープラーニング(特徴に注目する学習法)が登場し、AI業界はこれからどんどん面白く変化していくことが予想されます。

ディープ・ブルー

IBMが開発したチェス専用スパコン。(スーパーコンピュータなので、AIじゃないと思うのですが有名なので入れました!)

1996年、当時のチェス世界チャンピオンだったガルリ・カスパロフさんと対戦し敗北しましたが、翌年97年には勝利しています。

既に解体されてしまったそうです。。

(1997年なので20年経過しています。当時のスパコンの性能は、今の一般的なスマートフォンの性能と同程度だそうです。)

 

ワトソン

2009年、IBMが開発し発表した質疑応答システム。

現在、一般企業に音声認識・画像認識・性格分析システムを提供しているようですよ。

 

Googleの猫(キャットペーパー)

2012年のGoogleの研究成果で、AIに猫という概念を自力で覚えさせることに成功しました。

YouTubeから抽出した1000万枚の猫画像をコンピュータに解析させたそうです。

従来であれば「猫とはこういう特徴がある生き物です」ということを人が示す必要がありました。

しかし、この研究では「こういう特徴を持っているのが猫だね!」とコンピュータ自ら判別できるようになったのです。

(「猫」という名前は人が教えてあげる必要があります。)

僕ら人間は1000万匹もの猫を見なくとも大体猫がどのような生き物か判別できるようになりますが、いずれにせよ人間が物を覚えるのと似たプロセスで、コンピュータも学習できることが証明されたわけです。

 

Super Vision(スーパービジョン)

2012年、ILSVRC(ImageNet Large Scale Visual Recognition Challenge)というAIが画像認識の精度を競う世界的な大会で好成績を残したAI。

トロント大学のジェフリー・ヒントン教授率いるチームが開発した「Super Vision」は、エラー率15%台を叩き出し第1位となりました。

他のチームはエラー率26%近辺を競っていたそうなので、全く勝負にならなかったことが分かります。

現在では、もう既に人間よりもAIの画像認識精度のほうが高いそうです・・・!

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AlphaGo(アルファ碁)

AIベンチャーのディープマインド社の技術をGoogleが買収し発展させた囲碁AIの「アルファ碁」。

2016年、トップ棋士のイ・セドルさんと対局し勝利しました。

 

妖精のように可愛いガイドAI「ウェイト」

『マンガでわかる!人工知能 AIは人間に何をもたらすのか』という本に登場する「ホログラムコミュニケーションボット」です。

可視化されて高性能になったSiriと考えればいいでしょう。

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日本のある場所に建設された人工知能都市でAIについて学んでいくというストーリーで、意外とマンガが面白くてワクワクする場面がありました!

今回参考にさせてもらった1冊でもありますし、AIの概要を掴むのにはもってこいの本です。

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まとめ:シンギュラリティへ直行できるか?

シンギュラリティとは、一般コンピュータの計算速度が全人類の脳みそ全てに匹敵することを言います。

2045年にそれが訪れるとされていますが、今のところ難しいという意見も多いです。

AI開発の進捗、ハード面の問題、電力の問題など色々乗り越えなければならない壁があります。

本当に面白い時代で、目が離せないですね!!!!!

 

さんだーでしたっ