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【中二病のマーニー】人生の主導権を取り戻す方法

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中二病の抜けない、さんだーです。

思い出のマーニーを観ました。

ジブリ作品で一番好きという人もいるようなので、今さらですか遅れてますねと言われそうです。

主人公・アンナが初っ端こんな発言をします。

この世には目に見えない魔法の輪がある
輪には内側と外側があって、この人たちは内側の人間
そして私は外側の人間・・・

中二病(厨二病)炸裂ですね。

「自分は特別で他の人間とは違う」という意味だと思います。

ありがちです。

自分はHEROなのだと思い込んでいるというね。

もちろん僕も昔思っていましたw

この感覚って邪魔にもなるんですけど、

でも重要でもあるなと思ったのです。

【粗すじ】思い出のマーニーのストーリー

思い出のマーニーについてざっくり説明します。

中二病の主人公・アンナが療養目的で田舎に引っ込んで、マーニーという少女に出会い、中二病が回復するという物語です。

舞台が北海道ということで地元が北海道の僕は「おー」となりました。

エンドクレジットで大泉洋さん所属のチームナックスのメンバー5人がちょい役で声優出演をしていると知って今度は「えー」となりました。

地元が絡むとワクワクするじゃないですか!

って感じの作品ですね。。

 

他に特筆すべき?部分は、主人公とマーニーのシーンを見てると女性間の愛、百合なのかな?と思わされます。

違ったんですけど。

 

中二病(厨二病)の理由

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主人公のアンナは達観してる系の中二病です。

「こんな世界なんて・・・」

「生きてる意味あんの?」

みたいな、悪化するとうつに発展する系ですね。

 

こういう冷めた子供って幼少期に変な大人の世界を知ってしまうことが原因ではないかと思います。

親のいざこざとか金銭問題とか。

子供なのに伸び伸び生活ができないと鬱憤が溜まって精神衛生的に良くないことになるわけです。

 

主人公・アンナも両親を亡くして里親に育てられたりと色々あったんですな。

「複雑な事情」に揉まれれば、大人びた性格になっていきます。

けど、ストレスフルな精神状態となるので歪んだ性格にもなっていきますw

家庭環境や境遇ってやつは、運命の領域なので変えられません。

「仕方ない」のです。

 

親の余計な気遣い

里親になると国や自治体から養育費補助や里親手当てといったお金が出ます。

主人公・アンナはそれを知り、自分の家もお金目当てで里親になったのではないかと疑っているのです。

で、アンナの養母は補助金のことをアンナに黙っているのですね。良かれと思って。

 

この「良かれと思って」というのが罠となります。

 

日本だとお金の話をすること自体が疎まれる傾向にありますし、子供にお金の話をしてもわからないだろうなという気持ちはわかります。

しかし、アンナはそれをなぜ自分に話してくれないのかと疑問に思っているのです。

ここに摩擦が生まれます。

 

親の良かれと子供の察しの良さ。

子供は頭が良いので親の嘘や隠し事はすぐにバレるんですね。

僕も親が離婚していますが、僕のためを思って離婚を先延ばしにしていたというのがあります。

ずっと仲悪いの知ってたので僕は「なんで早く離婚しないのだろうか?」と思っていたのですw

 

親の余計な気遣いが子供に要らぬ疑問を持たせてしまうのです。

その結果、子供はどんどん大人びて達観していってしまいます。

 

達観するのは良い事?悪い事?

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達観するといっても子供が至る思考なんてたかが知れています。

これは子供をバカにしているのではなく、人生経験が浅いため「空虚な達観」になりやすいという意味です。

中身のない達観した気になっているだけの達観(=中二病)ですね。

物事を一歩引いて見ているという冷めた感じです。

 

主人公・アンナに言わせると、

この世には目に見えない魔法の輪がある
輪には内側と外側があって、この人たちは内側の人間
そして私は外側の人間・・・

というわけです。

 

もしかしたら大人でも患っている人多いかもしれません。。

自分を特別視して他のみんなとは違うんだという思い。

まあ人はみんな自分の目ん玉でしかこの世界を見れません。

なので、自分はこの世界の主人公なんだと錯覚しやすいのです。

でも、そんなふうに達観することで人生の主導権を自ら所有できるのであれば悪いことではないと僕は思います。

 

太っちょ豚の言葉

主人公・アンナが、ある太った女の子に悪口を言うシーンがあります。

いい加減放っておいてよ、太っちょ豚・・・

それに対して太っちょ豚が言ったのは、

普通のフリをしても無駄
だってあんたはあんたの通りに見えているんだから

結構深いこと言うじゃないか、太っちょ豚よ。

「バカって言うほうがバカ」って意味です。

 

私が太っちょ豚に見えたのなら、あなたのほうこそ豚なのよ!という言い分ですね。

それについてアンナは、

醜くて、馬鹿で、不機嫌で、不愉快で、
だから私は私が嫌い
だからみんな私を・・・

と、言っています。

アンナ自身、自分も(内面的に)太っちょ豚なのだと自覚しているということです。

 

達観していて、気取っていて、子供らしくなくて、世間を見下している自分。

そんな自分を本心では嫌だ、と思っているのです。

つまり、みんなと同調できない自分が嫌だということ。

 

他人に合わせられない自分や他人を許せない自分が嫌いなのです。

豚って本当はこんなに可愛いんですけどね。

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人生の主導権を取り戻す

僕は「豚になりたきゃなれば良い」と思うのです。

kawaiiので。

 

大事なのは、一生懸命生きること。

置かれる環境は人それぞれですが、そのなかで自分のできることをやる。

不器用でも、下手くそでも、失敗しても良いからできることをやる。

豚になってでもやるのです。

 

人はそれを個人主義とか利己的だと言います。

でも、自分の人生を満足に生きれていない人がなぜ他人に合わせる必要があるのか?と思うのです。

他人に合わせることが幸せにつながるならOKですが、

  • 自分が何者なのか知らない、定まっていない
  • 自分の好きなことを十分突き詰められていない
  • 数少ない本当に大切な人でさえ大切にできていない

などの問題を抱えているのであれば、

もっと自分を大事にしなきゃなと思いませんか?

 

自分についてきちんと考える時間を持つ。

そういう意味で、少し浸り気味になって達観するという中二気質は良いことです。

(※太った人に向かって太っちょ豚と言っていいという話ではないのでご注意をw

悪口を言って快感を得るみたいなのは完全に利己的ですが、自分独自の世界観に浸って追求するのは良いよねって話です)

 

あなたはあなただけの「HERO」

自分を救えるのは自分だけです。これは間違いありません。

たとえ助け合える仲間や家族がいたとしても、まずは自分です。

「自分は特別な存在だからまずは自分を優先しよう」というのは凄く良いことと思います。

 

しかし、「自分は特殊だから他の人とは違う」とか「自分だけは正しい、大丈夫」と考えるのは結構危険です。

それを理由に、何もしなくなるからです。

行動しない言い訳になるのですね。

 

主人公のアンナもこれに近い状態だったと感じます。

アンナ病ですね。

このように達観することで何をするのも面倒臭くなり、身軽さを失ってしまうことがあります。

達観し過ぎると「行動しても無駄だろう」という謎の爺臭い思考も出てきます。

その腰の重さ、超危険です。

 

僕らは身軽さを武器にして、レベル1スタートでスライムと戦っていく必要があるのです。

色んな行動を通して学び、HERO(勇者)としてレベルを上げる必要があります。

それでやっと自分だけを救える力が身につきます。

夢や目標を叶える力です。

 

まとめ:ほどほどの中二病マーニー

この世には目に見えない魔法の輪がある
輪には内側と外側があって、この人たちは内側の人間
そして私は外側の人間・・・

実際どの側にいるのかは関係ありません。

どこにいようとも自分はどう生きていくのか、です。

主人公のアンナは、それを見つけて物語のラストを迎えたのだと思います。

 

有村架純さんやなんと松嶋菜々子さんが声優で出演されているのが思い出のマーニーの見所ですw

画も綺麗ですよ。

あと、もし観られる方は「目に見えない魔法の輪」「輪廻」というキーワードを頭に置いて観ると良いかもです!

くれぐれも「中二病」というワードは考えないように…。