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コアラが食べてる奴じゃないよ

【伝統的な和食vs糖質制限食】日本人に健康なのはどっち?

更新日:2018年8月3日

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健康に良い食べ物やダイエットに効く食べ物など定期的に巷で話題になりますが、すぐ試してみたくなっちゃいます、さんだーです。

そんな浮ついた感情を吹き飛ばす良書に出会いました。

スティーブン・レ氏の著書『食と健康の一億年史』です!

その名の通り、食と健康についての歴史を学べる一冊です。

肉体のパフォーマンスを上げるとき、ダイエットをするとき、僕らが至って普通の食事をするときでさえも、忘れてはいけない食の指針があります。

それを教えてくれました。

やはり歴史を学ぶと本質が見えてきますね!

今流行りの○○ダイエットと呼ばれる方法が、霞んで見えます。

食の最強の指針を教えよう!

僕は以前、糖質制限によって10キロ程度ダイエットしたことがあります。

僕は自前でゆる〜くダイエットしましたが、「ハードな筋トレ+糖質制限」で有名なのがライザップです。 

かなり良い感じの細マッチョになれると宣伝されていますよね。

だから、世界最強の食事法は「糖質制限」なのだと思っていました・・・。

何を食べ、何を避けるべきかとくよくよ考えるよりも、一番確実なのは伝統食を食べることだ。(中略)何百年、何千年もその地域特有の食事を続けることを通して、そこで暮らす人々の身体は徐々にその食事に適応してきた。
[p317『食と健康の一億年史』より]

家庭科の教科書に書いてありそうです。

最強だと誰もが知っているんだけど、実行できていない食事。

それが「伝統食」です。

日本人だと和食のことですね!

 

なぜ和食なのか?

2013年、和食が世界無形文化遺産に登録されました。

それをきっかけに世界で和食ブームが起きているらしいのですが、和食はあくまでも「日本人に適応した食事」です。

イタリア生まれ、イタリア育ち、先祖代々イタリア人という人が、日本の伝統食を導入したからといって、健康になれるかは不明です。(和食が世界中の病人を救う可能性もあるが!!)

 

自分の家系を辿って行って、その人たちが何を食べていたのかが肝心です。

僕の場合は父も祖父も和食を好んでいますし、かつては鳥取県で細々と漁師をやっていたと聞きました。(武士とか武将じゃないんかい)

なので、僕は魚を食べた方が良いということになります。

日本人の遺伝子が濃い方は、米・味噌汁・納豆・魚といった和食をベースに食卓を彩ってください。ぜひ。

 

米(コメ)という悪魔の食べ物

糖質制限を実践している人にとって米は「悪魔の食べ物」に見えると思います。

寿司、チャーハン、オムライス…などなど、やめたいけどやめられない魅惑の食べ物です。

「糖質を食べると太るし、糖尿病の原因になる」といった認識が広まっています。

しかし、糖質は体液の原料になったり、深い睡眠を得るのに必要な栄養素です。

いくらでも敵対視できますが、実は味方なのです!

 

何が糖質を悪者にしているかというと、1日のうちに糖質食品を食べ過ぎたり、製造過程で自然本来の形ではなくなってしまうからなのです。

米が悪魔なのではなく、人為的な行いが悪魔を生み出しています。

ご飯茶碗1杯ほどの米を毎食食べるくらいなら問題はありません。

我慢するとストレスが溜まりますしねー。

 

そこにラーメン・お好み焼き・焼きそば・うどん・そば・パスタ・ピザ・芋類…などの炭水化物(糖質)を併願しようとすると、そりゃ不合格ですよということです。

さっきミスドも食ったじゃん…というね。

 

「糖質制限」は本当に体に良いのか?

僕が自分の体で人体実験してきた結果を言うと、糖質をたくさん摂取している時期はやはり体調が優れません。

頭がぼんやりしますし、体も重くなるのでアクティブでなくなります。

最近の映画でスティーブ・ジョブズ役を演じることになった俳優のアシュトン・カッチャーが、役作りのために一ヶ月間ジョブズをまねて果食主義を続けたところ、インスリンとすい臓の異常で入院する羽目になった。
[p31『食と健康の一億年史』より]

果食主義(フルータリアニズム)とは、ベジタリアンの果物版です。

果物ばっかりを食べるということです。

 

3000万年以上も前に遡ると人類は果食だった時期もあるのですが、今ではフルーツへの耐性が弱まっています。

体質的なこともあると思いますが、食べ過ぎると良くないのですね。

 

スーパーに行けば色んな果物が手に入ります。

そして、コンビニに行けばいつでも精製穀物で作られたおにぎりやパンが置いてますし、昔は存在すらしなかった甘ったるいお菓子やジュースが平気で並んでいます。

このまま糖質を食べ過ぎて、ブクブク太って、病気になって…を繰り返せば、何千万年か後には糖質への耐性が強化された人類が生まれてくるでしょう!

 

しかし、その頃には人類は火星に移住しているか、絶滅しているかわかりません。

今すぐに僕ら個人のパフォーマンスを高めなきゃですので、糖質を適正量に戻してあげるための「糖質制限」が必要になってきます。

(糖質は取扱注意の栄養素ではあるもののゼロにする必要はないと思います。食べたいときはしっかり食べて、抜きたいときは少なめにって感じでOK!)

 

沖縄の伝統食が失われた事例

僕は沖縄が好きで、ヘルシーな食文化も大好きです。(元々異文化に触れるのが好きというのもありますが、BLOOD+という好きなアニメの舞台が沖縄でした!)

沖縄料理は味気なくて嫌いという人は結構いるようですが、普通に美味しいと思います! 

日本でもっとも健康な県だった沖縄は、そのほんの数十年後にはもっとも病気の多い県の一つとなった。(中略)一九九五年に男性の平均寿命が日本全県で四位だったのが、五年後には二十六位になったという事実だ。
[p252『食と健康の一億年史』より]

沖縄の人々の病気が増えた原因として、 

  • 食の欧米化
  • 運動不足

の2つが筆頭にあります。

 

沖縄は日本・中国・東南アジアの交易の要衝だったため、地理的に多様な文化に接触する機会の多かった地域です。

沖縄の伝統食はそのような各文化の良いトコ取りが可能な環境で育ちました。

魅力的な伝統食でしたが、一気に「ハンバーガー」に潰されたわけですね。。

若者はそりゃあハンバーガー食いますよ。

 

さらに、運動不足が今なお不健康に拍車をかけ続けています。(運動不足はテクノロジーの発達や労働スタイルの変化が主要原因のため全世界を悩ませています…。)

人間はあくまでも「動物」なので、運動してナンボの生物なのです。

便利になったからといって、ゴロンと牛のように寝ててはいけないんですよ。

食べ物もライフスタイルも非常にインスタントな時代になってきたと言えますね。

 

おわりに:ご先祖様が作った伝統食を今!

昔はどこの国のどんな地域も鎖国状態でした。

地元で獲れる食材だけでやり繰りしていました。

海の向こう側に同じように人が暮らしているなんて思いもしなかったので、止むを得ず地産地消だったわけです。

 

手近にある素材を活かすしかなかったため、頭を使って料理して出来上がったのが「伝統食」です。

地元民が一番馴染む食べ物なのですね。

「魚だけだと食物繊維が足りないからひじきの煮物を付け合わせよう…」という感じで、知恵と経験によって成り立っています。

日本人は和食をベースに食事を作ったほうが、体質に合う可能性が断然高いです。

ということは、日々のパフォーマンスは上がり、頭も冴え渡ります。

洋食や中華も美味しいので浮気をしつつでも、和食の比率を多くしていけたら最高です!

 

さんだーでしたっ