ベーシックインカムの導入が待ち遠しい、さんだーです。
ベーシックインカム(BI)とは、国や団体から毎月無償でお金をもらえる制度のことです。
僕なんかはかなりハッピーな制度だなと思うのですが、国はメリットがないとそんな政策実施するはずがありません。
今回は、ベーシックインカムを国が率先してやらなければならない理由をお話しします。
特に日本は次の新しい体制に移行しなければマズイ状態です。
ベーシックインカムが日本を救うかもしれません。
なぜベーシックインカムなのか?
ベーシックインカムは非常に簡単な政策で、子供でも分かります。
「国がお金をくれるんだよ」というだけです!
BIに似たものとして「生活保護制度」がありますが、生活保護を受けるには申請が必要です。
面倒な申請をしてそれが受理されるか否か、なのですが否認されることも多いと聞きます。
担当者の裁量によっても審査が変わります。
それなら国民全員に最低限生活できる程度のお金を無条件で渡してしまえばいいのです!
カナダのミンカムの成果
1974年から5年間、カナダのマニトバ州でお試しのBIが実施されました。
その名も「ミンカム」。(可愛い!)
成果は、
- 労働時間を減らした人は男性1%、女性8%
- 育児に専念する母親が増えた
- 勉学に集中する学生が増えて成績が向上
- 精神疾患、犯罪件数、家庭内暴力の減少
- 病院への入院期間8.5%減少
など。
生活費を国からもらうとなると堕落廃人ニートがモーレツに増えるかと思いきやそんなことはないのですね。
ホームレスにお金を渡してみた
2009年、イギリスでホームレスにお金を渡すとどうなるか実験が行われたそうです。
13人のホームレスの方が実験対象だったということで小規模な実験です。
すると、社会復帰のために動き出す傾向が見られたということです。
お金を無償で渡されたら、それをプラスの方向に使おうとするのが人間なのです!(性善説ですね。)
ダサい国はBIを否定していつまでも導入を渋ると思います。
財源が無いだの、
税金を徴収したのにそこからまた再配分するのはおかしいだの、
もし働かない国民が増えたら国のためにもその人自身のためにもならないだの。
既に実験で明らかになっている事実があるわけですし、もし可能性があるならBI特区なるものを作ってでも試すべきなのです。
日本が駄々をこねないことを祈ります。
だって日本マジやばいんで。
BIという特効薬を今すぐ日本に打つべき理由
現在日本は、バブル崩壊以降「失われた10年」「失われた20年」と景気低迷を続けています。
このままだと「失われた30年」が来ると思えるほど経済が回復する見込みはありません。。
安倍首相はアベノミクスで景気は良くなっています!なんて言いますが、「儲かっている一部の人がいるだけ」であって、日本全体の経済が伸びているわけではないんですね。
国民みんなが儲かっているわけではないので、買い物を控える人が続出している状況なのです。
しかも、日本は人口減少タイムに突入しているので、経済を上げようにも上げられません。
中低所得者にちゃんとお金が回れば、少しずつ財布の紐をほどいてくれるはずなのです。
そこで、BIの出番だというわけですね!
GDPから見るヤバイ日本
1995年に517兆円であったGDPが20年後の2015年でも532兆円とほとんど成長していない(年率でわずか0.15%増)。
[p121『AIとBIはいかに人間を変えるのか』より]
GDPとは国の経済成長率を測るのによく用いられる数値です。
20年間で15兆円しかプラスになっていないではないか!!!!(国の経済における15兆円は微々たるもの…)
他の国のGDPを見てみると、しっかり上がっています。
日本は20年間何をしてきたのだろうか?
別にニートやってたわけじゃないのにさ。
まとめ:BI先進国を目指せ!!
2025年生まれの未来人・マイクによると、日本でBIが導入されるのは2037年だそうです・・・。
もしこれが真実になれば日本はかなり後手後手に回っていることになります。。
日本経済も水の泡となって宇宙のチリと化しているでしょうね。
そうならないためにBI先進国になってほしいものです。
オリンピックやるならBIをやるべきだ!
せめてオリンピックが落ち着いたら、2022年くらいにすぐ導入せよ!
…まあ無理ですね。
BIをやるための財源確保やBI施行のために必要な法律作りなどやることはいっぱいですし。
何より日本の岩盤を崩すのは難しいです。(この国は新しいものを取り入れるようにできていない。)
BIが実現したらいいなぁくらいにしておきましょう。。
さんだーでしたっ